島Fan
~島原半島 関係人口プロジェクト~

「島Fan」 ~島原半島のファン~
島原半島の関係人口を示す言葉です。
「島半」=島原半島を明るく、面白く、楽しくしたい人達が集い、
関係案内人とともに様々な地域資源を活かしたローカルプロジェクトに取り組み、
地域課題の解決を目指します。



島原半島について
長崎県にある島原半島は雲仙市・島原市・南島原市の三市で構成されており、活火山である雲仙岳を中心に四方を海に囲まれた、自然豊かな様々な豊富な食材に恵まれた地域です。
雲仙温泉、島原温泉、小浜温泉と3つの温泉地を有し、観光資源として南島原市には世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つである島原の乱の戦場となった原城跡を有しています。島原市には島原城や、名水100選にも選定された島原湧水群を有しており、鯉の泳ぐまち、武家屋敷等の島原市内の至るところに湧水が湧き出ています。
雲仙温泉街は標高約700mの地点にあり元々は外国人の避暑地として有名であり、雲仙は昭和9年に国立公園に指定されるなど、自然が豊かな場所にあります。
※下記のリンクより島原半島の魅力をまとめたギャラリーページを閲覧することができます。
島原半島の課題
- 人口減少
- 若年層のエリア外流出(社会動態より)
- 地域経済の衰退や地域の活力低下
- プレーヤー不足(まちづくり人材)
島原半島の課題は、少子高齢化を原因とする人口減少です。全国の地方が抱える課題と共通していますが、島原半島には大学がなく、進学の際に都市部へ転出せざるを得ない状況です。就職においても第1次産業は活発であるものの、若者向けの仕事が少ない(魅力ある地元企業を知る機会も少ない)結果、社会動態において20~30代が転出超過であり、地域の活力が失われつつあることがあげられます。
※島原半島の課題については下記記事で詳細をまとめていますので、あわせてご覧ください。

関係人口に取り組むべき理由 ~島Fanプロジェクト~
関係人口とは
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。
参考:関係人口ポータルサイト(総務省)
地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
島Fan ~島原半島 関係人口プロジェクト~

関係人口は例として島原半島出身者であり「故郷へ何らかの貢献をしたいと考えているが移住までは難しい」というニーズを持った方達への受け皿になり得る仕組みです。また、島原半島出身者ではなくとも魅力あふれる島原半島に興味関心がある方。一度、都市圏で生活したものの地方でのライフスタイルの方が性分に合う人達が、移住定住先として検討する際にお試しで関わってみる。故郷を持たない人の第二の故郷として。多拠点居住を希望する方の複数拠点の1つとして・・等の、観光と移住の間のニーズに応えることができる可能性があります。
そこで、「島Fan ~島原半島関係人口プロジェクト~」として
島原半島のファン及び関わりを持ちたい人達に向けたプラットフォームとして本プロジェクトを立ち上げることにしました。
島Fanプロジェクトに参画したい方へ(関係人口になりたい方へ)
地域との関わり方は交流人口から定住人口に至るまで複数のステップがあります。いきなり移住して定住人口となるケースもありますが、本プロジェクトでは関係人口として徐々にステップアップするパターンを紹介いたします。

図1 参考:総務省「関係人口の創出・拡大に向けた取組について」令和4年2月8日
まずは関係人口について。地方移住等に関心が高まるなか、観光以上~移住定住未満の地域との多様な関わり方に注目が集まっています。都市部だけでは満たされないライフスタイルを求めている方や推しの地域がある方にはおすすめかもしれません。
※「関係人口」についての詳細を知りたい方は下記の記事をご参照ください。
関係人口について理解が深まったならば、本プロジェクトの舞台である島原半島の情報を集めましょう。
観光情報や行政等ウェブサイト、各種SNSを調べることで島原半島のことを知ることができるでしょう。
当サイトでも島原半島の魅力を発信していきたいと思います。
※下記の「ギャラリー」ページにて随時、情報を発信していく予定です。
関係案内所や交流が深まるような地域のイベントに参加することで地域の人達と接点を持つことができます。またローカルプロジェクトに参画し、地域の人達と協働することで仲間意識が芽生えるかもしれません。
(※ローカルプロジェクトについて知りたい方は下記リンク記事をご参照ください。)

ローカルプロジェクトに参画して地域活性化に取り組んだり、地域の人達と交流を深め、地域とディープに関わりを持った方は関係人口の上級者です。つないでもらう側からつなぐ側に。自分自身が関係案内人となり、他地域の人と地域の人とのつなぎ役になることもできるはずです。この段階まで至った人は地域にとって必要不可欠な主要なまちづくりプレーヤーです。
関係人口となる方は、必ずしも「action5:まちづくりプレーヤー」を目指す必要はなく、島原半島と少しでも接点があり、島原半島のファンとして関係人口になることを望む人は全ての人が「島Fan」であると思います。自分自身が望む関わり方で島原半島を楽しんでもらえれば幸いです。